○
議長(
河野哲雄君) 次に、
日程第4、
諮問第2号
人権擁護委員の
推薦につき
意見を求めることについて、
諮問第3号
人権擁護委員の
推薦につき
意見を求めることについて、以上2件を一括して
議題といたします。
提案理由の
説明を願います。
市長、
須藤和臣君。 (
市長 須藤和臣君登壇)
◎
市長(
須藤和臣君)
諮問第2号及び
諮問第3号の
人権擁護委員の
推薦につき
意見を求めることについて申し上げます。
諮問第2号につきましては、
人権擁護委員の
奥澤京子君は、本年6月30日をもって3年の任期が満了となりますが、再
推薦いたしたく、
諮問するものでございます。
諮問第3号につきましては、
人権擁護委員の
平野一男君は、本年6月30日をもって3年の任期が満了となるため、
後任候補者として
服部覚君を
推薦いたしたく、
諮問するものでございます。 同君は、昭和60年に
東洋大学法学部を卒業後、
株式会社オギハラに就職、
平成20年には独立し、
代表取締役に就任されております。また、
平成2年より
館林地区消防組合館林消防団に入団し、
地域の防災に長く尽力され、
平成29年には
消防功績により
藍綬褒章を受章されました。
平成12年には、本市立第九小学校の
PTA会長を務め、
地域の青少年の
健全育成に携わるなど、
人格識見高く、広く社会の実情に通じており、
人権擁護委員として
適任者と考えるものでございます。 なお、
推薦に当たっては、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、
議会の
意見を求めるものでございます。
○
議長(
河野哲雄君)
質疑を行います。 (「
質疑なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
河野哲雄君)
質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま
議題となっております
諮問2件につきましては、
委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご
異議ございませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
河野哲雄君) ご
異議なしと認めます。 よって、
委員会の付託を省略することに決しました。
討論、採決は、各
諮問ごとに行います。 まず、
諮問第2号について
討論を行います。 (「
討論なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
河野哲雄君)
討論を打ち切ります。 採決いたします。
諮問第2号を
推薦につき同意することに賛成の方は起立願います。 (
起立全員)
○
議長(
河野哲雄君)
起立全員。 よって、
諮問第2号は
推薦につき同意することに決しました。 次に、
諮問第3号について
討論を行います。 (「
討論なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
河野哲雄君)
討論を打ち切ります。 採決いたします。
諮問第3号を
推薦につき同意することに賛成の方は起立願います。 (
起立全員)
○
議長(
河野哲雄君)
起立全員。 よって、
諮問第3号は
推薦につき同意することに決しました。
△第7
議案第8号
邑楽館林医療事務組合規約の
変更に関する
協議について
○
議長(
河野哲雄君) 次に、
日程第5、
議案第8号
邑楽館林医療事務組合規約の
変更に関する
協議についてを
議題といたします。
提案理由の
説明を願います。
市長、
須藤和臣君。 (
市長 須藤和臣君登壇)
◎
市長(
須藤和臣君)
議案第8号
邑楽館林医療事務組合規約の
変更に関する
協議について申し上げます。 本案は、
邑楽館林医療事務組合規約の
変更に当たり、
地方自治法第286条第2項の規定により、
関係市町において
協議の上、定めることについて、同法第290条の規定により、
議会の議決を求めるものでございます。
変更の内容について申し上げます。
館林厚生病院の名称を、
自治体立の
公立病院であることを明確にするため「
公立館林厚生病院」に
変更することに伴い、
当該規約中、同
組合の事務所の所在する施設の名称を「
館林厚生病院」から「
公立館林厚生病院」に改めるものでございます。 よろしくご審議の上、原案のとおり議決くださいますようお願い申し上げまして、
提案理由の
説明といたします。
○
議長(
河野哲雄君)
質疑を行います。 まず、通告に基づき、16番、
向井誠君。 (16番 向井 誠君登壇)
◆16番(
向井誠君) おはようございます。
議案第8号について、少々お尋ねしたいと思います。 決して反対するものではございませんが、まずは
施行日ですけれども、
群馬県知事に
提出日から施行するとありますが、いつごろ予定されているのかをお尋ねいたします。 それから、
変更に伴う費用です。いろんな
印刷物等が「
館林厚生病院」となっていると思いますが、そういった
印刷物等いろんなものも含めての費用がどれぐらいになるのかをお尋ねしたいと思います。 もう一点は、なぜ今さらというか、今、名称
変更することになったのか。ずっと今までも、
皆さんご存じのとおり「
館林厚生病院」で来ました。「
公立館林厚生病院」にしても、多分
市民の皆様は
厚生病院、
厚生病院とおっしゃると思うのですが、先ほどの
提案説明の中では、
自治体立の
公立病院であることを明確にするため「
公立館林厚生病院」にというような理由もございましたが、ここずっと、この
自治体立の
公立病院であることを明確にするためということの話は、これまでもずっとあったと思うのですが、なぜ今さらというか、この時期なのかという、なぜ今、名称を
変更することになったのかをお尋ねしたいと思います。
○
議長(
河野哲雄君)
保健福祉部長、
中里克己君。 (
保健福祉部長 中里克己君登壇)
◎
保健福祉部長(
中里克己君) おはようございます。ただいま3点ほどご質問をいただきました。 まず、1点目ですが、
施行日についてです。
施行日につきましては、附則で、先ほど議員が挙げましたように、知事に届け出をした日から施行するというふうになっております。現在、予定しておりますのは、まず3月の27日に開催されます
組合議会に
関係条例の改正を提出することを考慮いたしまして、新
年度初日、つまり
平成30年4月1日付で提出する予定。したがいまして、
施行日は
平成30年4月1日となる予定でございます。なお、1日につきましては日曜日でありますが、1日付で県のほうに送付するということになっております。 続きまして、費用につきまして申し上げます。費用につきましては、現在予定しているのは公印2個、3万3,000円を想定しております。
印刷物等につきましては、在庫がありますので、在庫は全て使い切ってから、もしくは改めて新
年度ごとに印刷するものにつきましては、新年度通常どおり発生する費用の中で印刷をしていくという形になっておりますので、よろしくお願いします。 最後に、3点目、なぜ今、名称を
変更するのかということについて申し上げます。現在の
館林厚生病院は、「厚生」という文字が使われていることから、
農協系の
民間病院と間違われやすいということがあります。
農協系の
病院が評価が低いというわけではございませんが、
公立病院を希望する医師が
インターネット等で検索する場合、現名称では「
公立」の文字がないことから本
病院が検索されず、また
民間病院と間違われ、医師の確保につながらないというようなことが想定されております。さらに、
医師紹介業者、
仲介業者にとりましても、本
病院が
公立であることが判断しにくいというような現状がございます。そこで、「
公立」の文字を加えることにより、
医師確保につながる
可能性が高くなるということで、今回の改正を行うことになりました。以上のことは、これまでは検討されず、現在
館林厚生病院の新
改革プラン、これは
平成29年から
平成32年の
計画ですが、この
事業化の中で改めて検討されたことから、今回の提案となったものでございます。 以上3点についてご
説明申し上げました。よろしくお願いします。
○
議長(
河野哲雄君) ほかに
質疑ございませんか。 (「
質疑なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
河野哲雄君)
質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。本案については、
委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご
異議ございませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
河野哲雄君) ご
異議なしと認めます。 よって、
委員会の付託を省略することに決しました。
討論を行います。 (「
討論なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
河野哲雄君)
討論を打ち切ります。 採決いたします。
議案第8号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。 (
起立全員)
○
議長(
河野哲雄君)
起立全員。 よって、
議案第8号は原案のとおり可決されました。
△第8
議案第9号~
議案第33号(
提案説明)
○
議長(
河野哲雄君) 次に、
日程第6、
議案第9号から第33号までの25件を一括して
議題といたします。
提案理由の
説明を願います。
市長、
須藤和臣君。 (
市長 須藤和臣君登壇)
◎
市長(
須藤和臣君)
議案第9号
館林市
斎場条例について申し上げます。 本案は、老朽化した斎場施設を安定的に運転管理していくための専門知識を有する人材の確保並びに個別業務を一括管理することによる施設管理水準の向上及び事務の効率化を図るための指定管理者制度の導入に向けて、
館林市斎場設置及び管理
条例の全部を改正するものでございます。 次に、
議案第10号
館林市
地域福祉推進協議会条例について申し上げます。 本案は、本市の
地域福祉の推進を図るため、社会
福祉法第107条の規定による
館林市
地域福祉計画の策定及び進捗管理並びに同法第55条の2第6項の規定により社会
福祉法人が実施する
地域公益
事業に関する
意見の聴取に当たり、附属機関を設置する必要があるため、本
条例を制定するものでございます。 次に、
議案第11号
館林市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、医療保険制度の財政基盤の安定化等を目的とする「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」及び「地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律」の施行に伴い、本
条例の一部を改正するものでございます。 本年4月1日の法の施行により、国民健康保険については、県が財政運営の責任主体となり、保険給付に要する費用を全額交付するとともに、市は県が決定する国民健康保険
事業費納付金を納付するため、県から示される標準保険料率を参考に保険税を決定し、賦課・徴収することになるものでございます。 今回の改正は、県から示された国民健康保険
事業費納付金及び標準保険料率をもとに、本市における国民健康保険税の課税方式及び税率の見直しを行うものでございます。 次に、
議案第12号
館林市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」により、国民健康保険法における国民健康保険運営
協議会の規定が改正されることに伴い、本
条例の一部を改正するものでございます。 次に、
議案第13号
館林市
後期高齢者医療に関する
条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」が、本年4月1日に施行され、「高齢者の医療の確保に関する法律」が一部改正されることに伴い、国民健康保険の住所地特例の適用を受けている者が、年齢到達等により
後期高齢者医療制度に加入した場合、国民健康保険の住所地特例を引き継ぐことになるため、本
条例の一部を改正するものでございます。 次に、
議案第14号
館林市
福祉医療費助成条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、「高齢者の医療の確保に関する法律」の一部改正に伴い、国民健康保険の住所地特例の適用を受けている者が、年齢到達等により
後期高齢者医療制度に加入した場合、国民健康保険の住所地特例を引き継ぐことになるため、
福祉医療の受給者についても同様の扱いとするため、本
条例の一部を改正するものでございます。 次に、
議案第15号
館林市
介護保険条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、介護保険法及び介護保険法施行令の一部改正に伴い、本
条例の一部を改正するものでございます。 主な内容について申し上げますと、
平成30年度から
平成32年度までの65歳以上の第1号被保険者に係る保険料について見直しを行うものでございます。 また、第1号被保険者の保険料段階の判定基準について、現行の所得指標である合計所得金額から、長期譲渡所得及び短期譲渡所得に係る特別控除額並びに公的年金等に係る雑所得を控除した金額を用いることになるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、
議案第16号
館林市
指定居宅介護支援等の
事業の人員及び運営に関する基準を定める
条例について申し上げます。 本案は、介護保険法の一部改正により、居宅介護
支援事業所の指定・監督権が、
平成30年度より県から市町村に権限移譲されることに伴い、本市において、
指定居宅介護支援等の
事業の人員及び運営に関する基準を定める必要があるため、本
条例を制定するものでございます。 次に、
議案第17号
館林市
指定地域密着型介護予防サービスの
事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な
支援の方法に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、介護保険法及び「
指定地域密着型介護予防サービスの
事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な
支援の方法に関する基準」の一部改正に伴い、本
条例の一部を改正するものでございます。 主な改正点としましては、「介護医療院」の新設に伴う語句の追加及び身体的拘束の適正化を図るための措置を規定するものでございます。 次に、
議案第18号
館林市
指定地域密着型サービスの
事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、介護保険法及び「
指定地域密着型サービスの
事業の人員、設備及び運営に関する基準」の一部改正に伴い、所要の改正を行うため、本
条例の一部を改正するものでございます。 主な改正点としましては、共生型
地域密着型サービスの創設に伴う基準の整備並びに前号と同様に、「介護医療院」の新設に伴う語句の追加及び身体的拘束の適正化を図るための措置を規定するものでございます。 次に、
議案第19号
館林市
指定介護予防支援等の
事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な
支援の方法に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、「
指定介護予防支援等の
事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な
支援の方法に関する基準」の一部改正に伴い、本
条例の一部を改正するものでございます。 主な改正内容は、指定
介護予防支援事業者が連携に努めなければならないものに、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に
支援するための法律」に規定する指定特定相談
支援事業者を追加するものでございます。 また、利用者の入院時における
病院等への情報提供及び主治の医師等への利用者の情報提供について規定するものでございます。 次に、
議案第20号
館林市
指定地域密着型サービスの
事業者等の指定に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、本
条例の一部を改正するものでございます。 改正点としましては、看護小規模多機能型居宅介護の指定について、法人に限らず、病床を有する診療所を開設している者も対象とするものでございます。 次に、
議案第21号
館林市
公園条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、都市公園法及び都市公園法施行令の一部改正に伴い、都市公園に設ける運動施設の敷地面積の割合を
条例で定めるとともに、所要の改正をするものでございます。 次に、
議案第22号
館林市
地区計画区域内における
建築物の制限に関する
条例及び
館林市
手数料条例の一部を改正する
条例について申し上げます。 本案は、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴い、新たな用途
地域として田園住居
地域が創設されたことにより建築基準法が一部改正され、条項ずれ及び用字、用語の
変更が生じたため、本
条例の一部を改正するものでございます。 次に、
議案第23号
平成29年度
館林市
一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算におきまして、11億1,483万3,000円の減額補正及び繰越明許費並びに地方債の補正でございます。 主な内容について申し上げますと、まず歳出でございますが、
議会費につきましては、
議会運営の減額でございます。 総務費につきまして、増額となるものは、退職手当、指定寄附金のふるさとパートナー基金への積み立てなどに伴う財政管理、公共交通整備
事業、国県等精算返還金の追加でございます。減額となるものは、政策調整推進
事業、国際・都市間交流
事業、交通安全活動推進
事業、住民基本台帳事務、
市長選挙及び市議
会議員補欠選挙、
県議会議員補欠選挙における
事業費の確定などによる減額でございます。 民生費につきまして、増額となるものは、社会
福祉費における指定寄附金の
地域福祉基金への積み立て、障がい者自立
支援事業、児童
福祉費における子どものための教育・保育施設運営、老人
福祉費における
後期高齢者医療特別会計繰出金の追加でございます。減額となるものは、児童
福祉費及び老人
福祉費における措置費、
事業費の確定などによる減額でございます。 衛生費につきましては、増額となるものは、環境衛生費における指定寄附金等の
地域環境基金への積み立ての追加でございまして、減額となるものは、清掃費におけるごみ収集処理
事業、
館林衛生施設
組合負担金の減額でございます。 労働費につきましては、雇用安定対策
事業、勤労者金融対策の減額でございます。 農林水産業費につきましては、増額となるものは、農業
委員会運営の追加でございまして、減額となるものは、経営所得安定対策
事業、担い手育成
支援事業、新規就農
支援事業、土地改良
事業、農業基盤整備促進
事業、地籍調査
事業における
事業費の確定などによる減額でございます。 商工費につきましては、商業金融対策、公園管理の減額でございます。 土木費につきましては、道路橋りょう費、都市
計画費、公園緑地費、住宅費における
事業費の確定などによる減額でございます。 消防費につきましては、
館林地区消防
組合負担金のうち、非常備消防費は追加、消防施設費は減額でございまして、広域
防災拠点整備事業は、
事業費の確定に伴う減額でございます。 教育費につきましては、増額となるものは、教育総務費における指定寄附金の奨学基金への積み立て、保健体育費における保健体育総務の追加でございます。減額となるものは、教育総務費、社会教育費における
事業費の確定などによる減額でございます。 公債費につきましては、元金における財源補正のほか、借入利率の確定などに伴う長期債等利子償還金の減額でございます。 諸支出金につきましては、土地開発基金繰出金の追加でございます。 次に、歳入について申し上げますと、年度末までの歳入を見通し、補正を行うものでございます。分担金及び負担金、財産収入、寄附金、繰越金が増額、使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金、諸収入、市債が減額でございます。余剰する財源につきましては、財政調整基金からの繰り入れを減額しようとするものでございます。 繰越明許費につきましては、市史編さん
事業、西部第二土地区画整理
事業を翌年度へ繰り越し執行しようとするものでございます。 地方債につきましては、起債対象
事業費の確定に伴う限度額の補正でございます。 次に、
議案第24号
平成29年度
館林市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算において、92万8,000円の追加補正でございます。 内容について申し上げます。歳出につきましては、基金積立金における国民健康保険基金積立金、諸支出金における国庫支出金等返還金の追加、共同
事業拠出金における保険財政共同安定化
事業拠出金、諸支出金における指定公費負担医療費立替金の減額でございます。一般管理費、一般被保険者療養給付費におきましては、財源補正でございます。 歳入につきましては、国庫支出金、財産収入が増額となりますが、共同
事業交付金、諸収入は減額となることから、不足する財源につきましては繰越金を充当しようとするものでございます。 次に、
議案第25号
平成29年度
館林市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算において、548万3,000円の減額補正及び繰越明許費並びに地方債の補正でございます。 内容について申し上げますと、歳出につきましては、下水道費における管きょ整備
事業の減額でございます。 歳入につきましては、国庫支出金、県支出金、市債が減額となり、不足する財源につきましては、繰越金を充当しようとするものでございます。 繰越明許費につきましては、管きょ整備
事業を翌年度へ繰り越し執行しようとするものでございます。 地方債につきましては、起債対象
事業費の確定に伴う限度額の補正でございます。 次に、
議案第26号
平成29年度
館林市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算において、5万4,000円の追加補正でございます。 内容について申し上げますと、介護給付費準備基金の運用利子を積み立てるものでございます。 次に、
議案第27号
平成29年度
館林市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算において、563万円の追加補正でございます。 内容について申し上げますと、
後期高齢者医療広域連合納付金の追加でございます。 この財源につきましては、一般会計繰入金を追加しようとするものでございます。 次に、
議案第28号
平成30年度
館林市
一般会計予算について申し上げます。 我が国の
平成30年度予算案は、「経済再生と財政健全化を両立する予算」として、一般会計総額97兆7,128億円、前年度比0.3%増の予算案となっております。 一方、地方財政
計画における通常収支分では、全体規模で86兆8,973億円、前年度比0.3%増としており、地方自治体には、簡素で効率的な行財政システムを構築するなど、質の高い公共サービスを効率的・効果的に提供することが求められております。 そのような状況の中、本市にとりまして
平成30年度は、第五次
総合計画後期基本計画の3年目であり、
計画に掲げた8つの基本目的の具現化のための予算編成を行いました。 この
計画に掲げる「共創都市」の理念は、さまざまな分野の方々が協力し、イノベーションを起こすことを意図しております。 「ともにつくろう、先端のまち「
館林」」は、そうした意図を継承し、本市からソーシャルイノベーションを起こすという狙いがあり、本市が日本の中小都市をリードできる存在となることを目指しております。 その際の予算編成方針として、「THINK NEW, ACT QUICK」をキャッチコピーに置き、前例踏襲主義によらない、職員の新しい思考と素早い行動をモットーにするところを特徴といたしました。 また、現状の重点課題や緊急性の高い施策に取り組むと同時に、将来を見据え「人を育て、人を活かす
まちづくり」の施策を掲げ、「新たな時代に挑戦する、仕掛け型予算」を主旨として編成したところであります。 今日、地方自治のかなめとなる市税については、評価がえに伴う固定資産税の減収などにより、前年度対比で減額が見込まれるほか、地方交付税においても減額が見込まれるなど、本市を取り巻く財政事情は極めて厳しい状況です。 しかし、このような状況にありましても、財政の健全性に十分留意しつつ、第五次総合
計画に掲げる
事業を前進させるとともに、持続可能な魅力ある
まちづくりに資する
事業を着実に実行していかなければなりません。その基礎となる予算を、一般会計総額281億2,500万円で編成したところでございます。一般会計の予算規模としては、過去6番目の規模となります。 次に、予算の大綱について、前年度と比較し申し上げます。 まず、歳入についてでございますが、市税では114億755万9,000円、率にして0.4%の減収を見込んでおります。 地方譲与税や利子割交付金など、国からの譲与税や交付金につきましては、地方財政対策や
平成29年度決算見込みを勘案して計上しております。 地方交付税につきましては、
平成29年度の交付決定額や地方財政対策等を考慮し、20億6,000万円、率にして6.8%の減少を見込んでおります。 国庫支出金につきましては31億3,870万9,000円、県支出金では22億5,462万2,000円、それぞれ率にして3.4%、20.5%の増加を見込んでおります。 繰入金につきましては、財政調整基金、公共施設建設基金、減債基金、職員退職手当基金、ふるさとパートナー基金、金券基金からの繰り入れにより、総額では18億7,388万3,000円、率にして4.1%の増加でございます。 市債につきましては、衛生債、教育債の増額などにより24億820万円、率にして9.7%の増加を見込んでおります。 続いて、歳出では、教育費の20.0%の増加を初め、
議会費、総務費、民生費、衛生費、農林水産業費、公債費が増額となりまして、減額となったものは、労働費、商工費、土木費、消防費でございます。 次に、主な施策の概要でございますが、新年度予算編成に当たりましては、第五次
総合計画後期基本計画の8つの基本目的を踏まえるとともに、持続可能な魅力ある
まちづくりを具現化するため、予算編成方針において5つの重点項目を掲げておりますので、この5つの重点項目に沿って、主な施策の概要について申し上げます。 最初に、「災害時の危機対応能力の高い
まちづくりに資する
事業」では、東京大学特任教授の片田敏孝氏を市の防災アドバイザーに置き、公民館を拠点とした地区防災
計画の推進を図ることや、新たな浸水想定に対応した洪水ハザードマップを作成するほか、大規模災害等に備え、事前防災・減災と、迅速な復旧・復興に資する
館林市国土強靭化
地域計画を職員の手づくりにより策定するなど、危機対応能力の高い
まちづくりを推進します。また、強靭な
まちづくりに向けて、関係機関との実践的な連携を強化するため、市防災訓練を実施するとともに広域防災拠点の整備を進めてまいります。 次に、「健康寿命を伸ばし、生涯現役の
まちづくりに資する
事業」では、生涯にわたり健康で生き生きと生活できるよう、産学官連携によるプラットフォームを活用し、ウオーキングによる健康づくりの推進など、健康寿命の延伸に取り組みます。また、定年後の就農の足がかりとなるよう、帰農者研修経費の一部を助成する農業担い手育成
支援金を創設します。 次に、「個性にあった教育と、仕事が見つかる
まちづくりに資する
事業」では、東京大学先端科学技術研究センターによる「異才発掘プロジェクトROCKET」と連携して、ユニークな子どもたちに新しい学びの場を提供し、一人一人の個性に応じた
支援を行います。また、
地域の教育力を学校運営に生かす「コミュニティ・スクール」(学校運営
協議会制度)を導入し、教育目標を共有しながら、学校、
地域住民、保護者の組織的・継続的な連携を図ります。さらに、生活困窮世帯を対象とした子どもの学習
支援事業を実施し、これまでの小学生の国語、算数のほか、新たに中学生に対する英語の学習
支援に取り組みます。このほか就労
支援強化
事業では、発達障がい者等
支援講座を開催するなど、個性に合った職場環境づくりに努めます。 次に、「
館林の観光・食・農産物のブランド力の向上に資する
事業」では、たてばやし商業
支援事業において、遊休不動産を再生・利活用するリノベーションの手法を用いて、エリア価値を高める
まちづくりを推進するため、リノベーションスクールを開校します。また、たてばやしブランド商品化
支援補助金により、新たに花ハスなど
地域性を生かした「たてばやしブランド品」の商品化を
支援し、産業振興を図ります。さらに、うどんやラーメンなど、本市の麺のおいしさについて周知するグルメマップを作成するほか、沼や城下町など、本市の風景や歴史などをテーマとしたSNS写真コンテストを実施して、観光における市内の回遊性を高めます。こうした施策をより効果的に展開するために、これは人事案件ではありますが、新年度より東京銀座のぐんまちゃん家に職員を1名派遣することを検討しています。 次に、「人口減少時代に対応した持続可能な
まちづくりに資する
事業」では、企業の本社機能を誘致し、新たな雇用を創出するとともに、社員の移住による人口増加や
地域経済の活性化に努めます。また、移住定住促進通勤
支援金(通称快適通勤特急券等購入費補助)を創設して、新卒者などが東京都内や都内を経由して通勤する際に購入した特急券やグリーン券の費用を助成し、移住定住の促進に努めます。さらに、農業分野では、園芸施設の環境制御装置導入を促進すべく、新技術導入
事業費
補助金を創設します。また、農林大学校等への就学
支援金を創設し、農業の担い手や新規就農者を
支援し、持続可能な農業、農村の形成に取り組みます。 以上、予算編成方針における5つの重点項目に基づき、主な施策の内容について申し上げました。このほかにも、名勝「躑躅ケ岡」を初め、本市の沼辺などの自然・城下町の歴史文化などが組み込まれたストーリーを展開し、
地域の活性化を図る日本遺産への登録を目指すとともに、
館林駅西口駅前広場や三野谷公民館、新たな学校給食センター等公共施設や社会資本整備に取り組むほか、医療や
福祉、環境などのさまざまな課題に対処してまいる所存でございます。 全職員が心を一つにして、市政運営を進めてまいりたいと考えておりますので、議員各位のご理解とご指導をよろしくお願い申し上げます。 次に、
議案第29号
平成30年度
館林市
国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 予算総額は84億1,336万5,000円で、前年度に比べて16.8%の減少でございます。この主な要因といたしましては、
平成30年度から都道府県が国民健康保険の財政運営の責任主体となる制度改革などによるものでございます。 なお、制度改革後におきましても国民健康保険の厳しい財政運営が見込まれることから、引き続き一般会計からの法定外繰り入れを行うものでございます。 次に、
議案第30号
平成30年度
館林市
下水道事業特別会計予算について申し上げます。 予算総額は17億9,231万1,000円で、前年度に比べ3.9%の減少でございます。 減額の主なものは、公共下水道費における管きょ整備
事業の減額などによるものでございまして、下水道
事業につきましては、引き続き
事業の健全な運営に努めてまいります。 次に、
議案第31号
平成30年度
館林市
農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。 予算総額は4,632万2,000円で、前年度に比べ1.3%の増加でございます。 次に、
議案第32号
平成30年度
館林市
介護保険特別会計予算について申し上げます。 予算総額は64億5,053万6,000円で、前年度に比べ2.0%の減少でございます。 減額の主な要因は、第7期介護保険
事業計画の策定に伴う内容の見直しによるものでございます。 介護保険
事業につきましては、引き続き
介護予防を推進するなど、適切な運営に努めてまいります。 次に、
議案第33号
平成30年度
館林市
後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。 予算総額は8億6,185万7,000円で、前年度に比べ3.9%の増加でございます。 増額の主なものは、
後期高齢者医療広域連合納付金の増額によるものでございます。 以上、よろしくご審議の上、原案のとおり議決くださいますようお願いを申し上げまして、
提案理由の
説明といたします。
○
議長(
河野哲雄君) 以上で
議案第9号から第33号までの
提案理由の
説明を終わります。 なお、
議案第9号から第33号までの
質疑は、3月5日に行います。
△第9 散会
○
議長(
河野哲雄君) 以上で本日の
議事日程は全部終了いたしました。 次の本
会議は3月5日午前10時から開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 お疲れさまでございました。 (午前10時56分散会)...